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工業炉 各種加熱・乾燥用

窯業炉の設計・製造で培われた多くの経験も元に、ユーザー様のご要望にお応え致します。

各分野に納入させていただいております工業炉の場合、焼成(または加熱・乾燥)を行う製品がさまざまになる為に、ユーザー様の条件を元に、最もその製品に適した炉の設計を個別に 行わせて頂いております。
主になる条件及び設計の流れとしましては、大体において下記の通りとなります。ご参考にして下さい。
尚、弊社では、デュポー式 L.P.G キルン(大型ガス炉)も窯業用だけではなく工業炉として使用されるパターンもあり、また、それをベースに設計されることもよくあります。

◎主な条件

  • 焼成温度
  • 焼成時間(冷却時間含む)
  • 焼成品の種類・大きさ・重量・形状・性質など
  • 1回の焼成量(容量と総重量の両面から)

◎上記条件から以下4点が決定します。(ユーザー様のご希望も含む)

  • ○ 窯詰め方式 ※棚板を使用するか、匣鉢(こうばち:ケースの様なもの)を使用するかも含めて
  • ○ 炉材および炉壁厚
  • ○ 炉内の大きさ
  • ○ 熱源(ガスまたは電気) ※ガスはLPGまたは都市ガス

◎加熱方法(熱源がガスの場合)

  • ○ バーナー仕様 ※炉内へバーナーの炎を打ち込む方法(但し製品には直接炎は当てない)
  • ○ 熱風仕様 ※他でバーナーにより発生させた熱風を炉内へ打ち込む方法(比較的低い温度の炉向き)の2通りがあります。

バーナー仕様になると、バーナーの種類としましては、空気自然吸引式または空気強制式(ブロワ使用)の2通りになります。

特に空気強制式バーナー及び熱風仕様にした場合は、燃焼ガスが高速スピードにて炉内に供給される為、炉内にて攪拌(かくはん)能力があり、炉の構造により低温域より高温域まで、炉内温度差をより僅少に出来る特徴を持っています。

また、基本は単独炉(バッチ炉)ですが、連続炉(トンネルキルン)にした方が良い場合もあります。
単独炉の場合は、炉内が完全密封になる、製品出し入れをフォークリフトにて行う方式、または台車式の2通りがあります。

〔納入事例〕

  • 小型製品用(加熱炉)
    特殊製品用耐火テスト炉
    ・急昇温・急冷却タイプ
    ・フラットフレームバーナ使用
  • 大型製品用(加熱炉)
    ガス・エアー配管ユニット
  • 小型製品用(加熱炉)
    特殊合金溶解炉
    ・急昇温・急冷却タイプ
    ・EAバーナ使用
    デュポー式高温用ガス炉参照)
    ハイブリッド仕様(下記※参照)
  • 大型製品用(加熱炉)
    EAバーナ
  • 大型製品用(加熱炉)
    ガス・エアー配管ユニット
  • 小型製品用(加熱炉)
    特殊炭乾燥炉
    ・FEバーナ使用
    デュポー式LPGキルンをご参照)
    ハイブリッド仕様(下記※参照)
  • 大型製品用(加熱炉)
    製品出し入れフォークリフト
    ・走行:インバータ仕様
    ・押上げ:電動ポンプ
  • 小型製品用(加熱炉)
    小型金属加熱炉
    (熱風仕様)
  • 大型製品用(加熱炉)
    中型金属加熱炉
    (熱風仕様)
  • 小型製品用(加熱炉)
  • 大型製品用(加熱炉)
  • 陶磁器加熱電気炉
    ・波形ヒーター線仕様
    ・製品出し入れフォークリフト仕様

ハイブリッド仕様について
焼成・加熱・乾燥品によっては急昇温・急冷温を求められる場合があります。
その場合は、炉材として蓄熱の少ないセラミックファイバー(ボード)を中心に使用する事により、全てレンガ(耐火断熱および耐火)で製作した時よりも、より急昇温・急冷却が可能になります(自然冷却でもスピードが早くなります)。但し、構造上および耐久性上、レンガを使用しなければならない箇所もあります(炉床・バーナー回りなど)。この様にセラミックファイバーとレンガを併用するタイプがハイブリッド仕様となります。

   

FAX及びお手紙等のご送付先は、お問合わせ先のページをご覧下さい。

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